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現在の採用シーンの実態と
採用サイトの存在
1. 採用活動シーンはパラダイム転換
本題に入る前に、現状の採用活動シーンと採用サイトの実態に触れておきます。
コロナ禍の感染終息がまだ見えない中、その前後で明確に異なる事象が発生したこと、それはオンライン採用活動が大きく拡大した事でしょう。
また同時に一転して超売り手市場から、買い手市場へと転換し、採用活動シーンは一瞬にして大きく様変わりしました。
2. 実は手放しでは喜べないオンライン
その前者のオンライン活動の主役がWebです。Webと言ってもWebセミナーではオンライン上で動画セミナーを開催、Web面接ではオンラインツールを使用。つまり企業説明会、合同説明会などの対面活動が縮小し、オンラインやWebに移行したものです。
ところが、一方で一旦オンラインが普及はしたものの、課題として感じていることも多く、採用活動のコアになる説明会・面接においては、まだ企業・学生共にオンラインの不慣れや限界も感じているようです。
この中で弊社が最も問題視しているのが、学生の「企業理解に難あり」という現象です。その結果依然内定辞退、ミスマッチ、また母集団形成にも大きく影響するし、その他にも悩ましい課題山積です。
それらに大きく課題解決のお助けメディアとなるのが、『採用サイト』なのです。
次項以降で、徐々にその本質に迫っていきます。
3. 学生は将来性や社会貢献が決め手
一方、学生が企業を選定する上位の動機は、「給与・待遇が良い」を除き、実は「企業の将来性」「社会貢献度」「福利厚生」になっており、意外と打算的ではなく、ピュアに企業の本質を求めています。
企業と学生で、なかなか微妙なギャップがあるのを感じていただけると思います。
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“優れた採用サイト”をつくる要件
1. 採用を経営課題として捉え、チャンスと捉える
このコロナ禍で企業は経営的ダメージを受け、採用活動を縮小する傾向があります。またオンライン活動で様々な課題も発生している。
この状況下で少々見方を変えると、元気の良い採用意欲の高い企業はまさにチャンス到来だと言えます。
いわんや、これまで大企業の後塵を拝してきた中堅・中小企業は、一矢報いる機会でしょう。
ところがそのような有利な機会を得たとしても、これまで通りの方法、つまり従来的採用サイトのあり方では、依然として求める人材を計画数確実に採用できないこととなります。
この採用活動の不本意な結果は、すなわち企業として持続可能な成長を実現できないことになり、まさに企業の経営イシューとなる、というのが弊社の見解です。
2. 企業のアイデンティティとブランディング
まず採用活動を経営課題と捉えることに続き、前出01でも取り上げた、“学生の企業理解が乏しい”問題です。これがこの項の企業アイデンティティやブランディングとどう関係性があるのか?
前項でも触れたオンライン活動の弱点とも言える、学生の企業理解、企業研究はオンラインセミナーだけでは限界があります。
そこでその弱点を埋めるのが採用サイトの重要な役割です。
企業の強みや事業の根幹を理解させる情報、それは言うなれば企業のアイデンティティであり、ブランディング。採用サイトで採用ブランディングとして深く言及し発信することで、学生の企業理解が促進されます。
ここで押さえておきたい企業アイデンティティやブランディングに関わる採用コンテンツの一部を列挙してみます。
採用サイトのテーマ | コンテンツのポイント例 |
---|---|
事業領域・業界の紹介 | 自社の業界マーケットの趨勢を紹介、市場規模やシェア、発展性・成長性などを簡潔に、かつ丁寧に紹介。 |
事業の独自性・差別性 ビジネスモデル |
業界マーケットで、自社製品・サービスの独自性や差別的優位性に関し、視覚要素となる「グラフや数字・統計」を使って直感的表現とする。それによりインプリンティング効果が期待できる。 |
社会貢献 | 自社の事業や製品・サービスが社会でいかに貢献度が高いか、またそれによって社会がどう変わるのか、これら丁寧に紐解く情報。 |
創業者紹介 | 創業者が著名な存在でなくても、やはり創業者の起業時の貴重な産み苦労話・エピソードは共感を得る。 |
社史・企業ヒストリー | できれば贅沢にページをとりたい。例えば創業期・黎明期・成長期等に分けて、製品・サービス、企業、そして社会情勢とを同期させて時系列に掲載する。企業の歴史は企業ブランドの原点と言える。 コーポレートサイトのコンテンツだが、あえて採用サイトに活かす。 |
企業ブランド・CI | 企業ブランドを学生にわかりやすく「ミッション・ビジョン・バリュー」で紹介。CIは企業理念、ロゴマークのコンセプト、由来を説明。 |
企業ビジョン | 事業領域での自社の成長イメージ、将来の発展した姿を見せ、語り、具体的なビジョンを示す。 |
社員座談会 | 部門内、部門間での座談会、または上長とのセッション。 1年生や2年生社員を中心に実施、場合によって5年・10年社員とん座談会も効果的。 ここでの肝は、上記で取り上げたテーマを社員の声で語り合う事。これが就活生には共感を得やすい。 |
企業風土・カルチャー | 単に説明情報だけでなく、社員インタビューや座談会、また人事担当者が語るのもありだが、いずれにしても客観的で、第三者的考察が必要。 |
組織・部門紹介・部門担当紹介 | 各組織を総花的に紹介すると同時に、重要なのは自社のコアな部門、例えばメーカーであれば若手の研究者、製品開発担当の夢やヤリガイを語る。 |
代表メッセージ | 企業オフィシャルサイトとは異なり、学生に語りかける姿勢で臨む。服装をビズカジ風にするのも学生に受け入れやすい。 ただし、それに流されず、主義主張は揺るぎなく語ることが大事。 |
人事部長・人事担当者のメッセージ | 採用活動、説明会で直接学生と接触する立場なので、自分の採用活動に懸ける熱い想いを語ることも良い。 |
人材育成・研修制度・キャリアパス | なるべく具体的な制度設計、特長を見せる。できるだけフローチャートやビジュアライズさせてそのステップアップを表現する。 |
福利厚生制度 | 学生アンケートでは企業選定の動機の上位に、この“福利厚生制度の充実”がランキングされています。充実しているか否かは別として、自社の実情をきちんと示しましょう。 |
社員インタビュー | 各部門の代表を決定し、同社に入社した決め手、現在の日常業務、やりがいや意欲的に取組んでいること、今後のビジョン等を掛け値無しで、就活生に対し語ってもらう。 |
以上重要な一部を取り上げてみましたが、
学生には顕在化し見えているファクトな情報、オモテ向きの情報もさることながら、企業の本質的要素【アイデンティティ】、企業の無形の資産や価値を伝える情報【ブランディング】、これらは採用サイトに対し、前項の統計からも強く求められます。
3. 企業サイトとの連携・融合
次に採用サイトの運用方法を、コーポレートサイトとは完全に独立して別ドメインとするケースと、コーポレートサイトの傘下に「採用情報」としてカテゴリーポジションとするケースと2種類です。
ただ後者でもコーポレートサイトとUIやデザインに大きく変化を持たせることで、単独サイトの体裁を醸すことも可能で、以下ではこのタイプで弊社の制作ポイントをご紹介します。
独立した採用サイト
やはりこのスタイルが企業オフィシャルサイトから一歩踏み出し、オフィシャルサイトのトーンアンドマナーやUIに縛られることなく、自由度のあるリクルートコンテンツを展開することができます。
後述しますが、TOPのファーストビューに採用動画を組み込めば、強烈な印象付けから、求職者・学生にはその企業の採用にかける並々ならぬ想いを必ず伝播できます。
しかしながらここで重要なことは、企業サイトとの連携です。つまり採用サイトが独立しているだけに、企業の本来の公式情報が不足する可能性があるため、採用サイトと企業サイトのジョイント部分は明確に見せておく必要があります。
企業サイト傘下の採用サイト
コーポレートサイト内のコンテンツとして採用情報を掲載する場合、UIルールやナビゲーションから外れ、“擬似採用サイト”としての独立感を打ち出せます。もちろん企業サイトへ戻る相互の関係性は強く保ちます。また同一UI・ナビゲーション傘下で展開する場合、レイアウトやUIルールに拘束はされますが、一定のコンテンツの質量を保てば、決して独立サイトとは遜色無く運用できます。
4. 採用サイトに採用動画を組込む効果
またこの採用サイトと採用動画の連携は非常に相性が良く、まさにオンライン採用活動におけるベストマッチングです。
採用動画のエモーショナル性で惹きつけ、充実した情報の採用サイトで企業理解を深め、リマインドするのです。
弊社ではこの採用動画まで企画・制作しており、採用サイトとの相乗効果による“優れた採用サイト”づくりを実現します。「採用セミナー」用の動画制作も合わせて制作します。
5. 採用サイトとメディアインテグレート【媒体統合】
採用動画に終わることなく、この採用サイトと「採用パンフレット」「採用リーフレット」「会社案内」、また企業説明会、合同説明会向けブースデザインからノベルティ制作まで対応します。
その基本精神はブランディングをベースとする、イメージ統一、コンテンツ共有の概念です。
質の高い母集団形成、内定辞退・ミスマッチを防止する採用サイトづくりは『ホームページ制作専科』
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弊社の採用サイトづくり特徴
統合型クリエイティブエージェンシーとして、他社とは異なる差別性、優位性を発揮します。
採用サイトをつくるだけ、のプロダクションではありません。
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採用サイトの豊富な制作実績が物語る、知見と提案力。
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内定辞退やミスマッチを、最小限にする採用サイトづくり。
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- 特徴3
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母集団形成を量的拡大より質的確保を目指す採用サイト設計。
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- 特徴4
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企業アイデンティティと採用ブランディングを反映した採用サイトづくり。
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- 特徴5
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採用活動を経営課題と捉え、人事・採用部門任せではない採用活動への提言。
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- 特徴6
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公的機関や調査機関の統計データを活かした情報設計による採用サイト。
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- 特徴7
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採用サイトと他の動画メディア、印刷メディアと包括的なメディアインテグレートするワザ。
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- 特徴8
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優れたグラフィックデザインによるUI/UXデザイン、サイト内の魅力的なクリエイティブ。
弊社のWeb制作についての全てを網羅。「マーケティング・ブランド思考のホームページ制作」ホワイトペーパー【無料】
ホワイトペーパー・ダウンロード
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●ホームページ制作・リニューアル成功の秘訣マニュアル
●リード獲得のWebマーケティング実践【AtoZ】PT共有の検討資料や社内稟議としてご活用できます。
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採用サイトと各種メディアを
インテグレートするチカラ
では採用サイトと、各種メディアをインテグレートする特徴は前項までで述べてきましたが、
具体的なブランド統一、デザイン統一、トーンアンドマナー統一を踏まえたメディアインテグレートに関し、弊社制作の事例を交えご説明します。
1. 【採用サイト】と【採用動画】の統合制作
統合する価値は非常に大きい
採用サイトと採用動画は同じ採用メディアであっても似て非なるもので、使用するシーンやそれぞれのミッションは異なる点は多いですが、
いずれも採用広報メディアとして採用情報を強く発信するメディアであり、そこに表現やブランドイメージに不統一があっては論外です。
弊社ではこのギャップを特に問題視せず、運用している企業をよく目の当たりにしますが、
よもや同じ企業のものとは思えないほどの表現やトーンの違い….何をか言わんや、です。
もはや採用広報の域を超え、企業のブランドエクイティや矜持を損なってしまいます。
この原因は、つくる業者が採用サイトと採用動画で異なると、ほぼ100%起こってしまう現象であり、異なるメディアをインテグレートしてプロデュースする弊社では、起こりえないだけでなく、むしろそれぞれのメディアの特徴を押さえ、情報の棲み分けや最適化を行うため、訴求バランスの良さまで発揮できます。
サイトへの動画エンベッドがシナジーを高める
この統合制作した採用サイトと採用動画は、親和性が高く、相性は抜群のため、これらを一体的に制作し採用サイトのTOPページに採用動画を埋め込みます。
サイトインプレッションで、瞬間的、短時間に企業の魅力を伝え、そのエモーショナル性を維持しつつ、Webの文字・データ、静止画をフォーマル・定型情報として視聴・閲覧者に発信し、リマインドの効果にも優れています。
このことはまさに、Webの定着性と動画のエモーショナル性の合わせワザであり、他のメディアではなし得ない優れた点です。
2. 【採用サイト】と【採用案内パンフレット】の統合制作
ブランドイメージのメディア一致が就活生へのアピール度を高める
こちらも採用メディアの代表格、採用案内パンフレットと採用サイトとのインテグレートです。
やはりインテグレートして制作することで、その価値や企業ブランドは揺るぎなくシームレスに発信されます。
【オンラインメディア】と【オフラインメディア】のベストマッチ
採用活動ではオンラインが主流になりつつある中、
オフラインの採用メディア、採用案内パンフレットは意外な効果を示します。
採用Webセミナー形式での企業説明会を開催する際、エントリー登録し、セミナー参加者に事前にこの採用案内パンフレットを自宅に送付しておきます。
前述した通り、普及してきたオンライン活動と言えども、課題は意外と多く、その解決策の一つとも言えるもの。
実はこの使い方、唯一就活生の手許に届く企業出自の紙メディア、となります。
つまり採用サイトと採用案内パンフレットのコンテンツを棲み分けし、制作しておくと、それぞれのメディア特徴を活かした採用メディア運用が図れることとなります。
また採用サイトにダウンロードコンテンツとして組み込んでおくことも、この採用案内パンフレットに有効活用となります。
3. 【採用サイト】と【キャラクター】の統合制作
採用サイトを彩り企業への興味を喚起
採用向けに限らず、企業キャラクターとして、企業イメージの化身とも言えるマスコット的存在となります。
スマホでキャラクターゲームをしたり、アニメに慣れ親しんでいる年代層ですので、企業創作のキャラクターに、何らか反応や興味を抱かないはずがありません。
そのキャッチーな存在感を採用サイト内、さらに他のメディアやツールで展開し、露出度を高めることで、そこから企業理解を深めるネタ、つまりこのような情緒的なアプローチから、実践的・実務的アプローチへうまく誘導していくプロセスです。
弊社のWeb制作についての全てを網羅。「マーケティング・ブランド思考のホームページ制作」ホワイトペーパー【無料】
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採用サイト制作フロー
採用サイト制作の弊社標準の制作フロー、制作スケジュールをご案内します。
【採用サイト制作フロー】
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お客様からのオリエン
初回訪問時に採用サイト制作(リニューアル)の主旨、目的、狙い、求める成果などのオリエンを伺います。 ここで採用サイトとして独立させるのか、コーポレートサイトの採用情報としてカテゴライズ展開するのか、ご要望を伺います。
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ヒアリング・ファシリテーション
弊社ではお客様へのヒアリングを客観的に、さらにインサイトを可視化するため、必要に応じてファシリテーションを行います。 これはお客様がノープランの場合や、リニューアルすることだけが決まっている場合には大変有効です。 固定概念や先入観などのバイアスを排除できることで、お客様の採用サイト制作・リニューアルの主旨、本質を炙り出すことを可能とします。 その際はぜひご相談ください。
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リサーチと分析
採用サイトと言えども、お客様企業をよく知り、市場・競合を知り、顧客を知る、マーケティングの簡易分析で、その実態と本質を顕在化させます。
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採用サイト制作の戦略策定とサイト設計構築
戦略策定
リサーチと分析により得られた情報から、採用サイト制作の企画策定を行います。
サイト設計
サイト全体の構成設計、コンテンツの設計をし、採用サイトとしての構造・システム要因から、UI設計、クリエイティブまで、詳細な枠組みを決定します。
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スケジュール策定
採用サイト制作着手からローンチまでのスケジュールを策定します。
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クリエイティブワーク・システム開発・マークアップ実装
クリエイティブ
UI/UXデザインの制作、取材、撮影、コピーライティング、下層ページデザインのクリエイティブ
システム開発
WordPressやMTのCMS、その他のシステム設計・開発実装
マークアップ実装
HTML5+CSS3のマークアアップ実装、及びコーディング量産作業、この間の実装はプレサイトを使用し、お客様のレビューを順次行なっていきます。
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リリース【動作デバッグ・校正・本番化作業】
開発システムの動作確認、リンク動作確認、文字校正等最終仕上げを完了したら、スケジュールに沿って、本番化をします。
ここまでの期間は採用サイトの規模や要件により異なりますが、
概ね以下のスケジュールが標準的です。
- LP
- 1ヶ月
- 小規模
- 2ヶ月~4ヶ月
- 中・大規模
- 4ヶ月〜6ヶ月
質の高い母集団形成、内定辞退・ミスマッチを防止する採用サイトづくりは『ホームページ制作専科』
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ご相談・お問合せ
訪問依頼、見積依頼、コンペ参加依頼、等お気軽にお問合せください。
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『ホームページ制作専科』の制作実績
数々の採用サイト制作実績含め、弊社、当『ホームページ制作専科』で手掛けたホームページ制作実績をご覧ください。