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MARKETING
コンテンツマーケティングのアウトライン
1. コンテンツマーケティングの枠組み
コンテンツマーケティングは、SEOやペイドメディア(有料広告)などと並び、現状最も有力な集客、リード獲得(見込み客)手段となりました。
その手法は、Webをはじめ、BlogやSNSを媒介に、提供する製品やサービスなどの情報に関心を持つユーザーへリーチする、非常に戦略的でアグレッシブなマーケティング施策です。
その基本となる概念は、SEOや有料広告で集客を図り、Blog、YouTube、Facebook、画像SNSへユーザーを誘導。
これらのメディア間で回遊、送客、再訪させながら、BtoCではバズ効果や口コミで共有・拡散させ、ECサイトを通じて商品やサービスの利用・購入を促進する。
またBtoBでは、同じくSEOや有料広告でオウンドメディアやBlogへ誘導。
訪問ユーザーへホワイトペーパー・資料を提供、セミナーや展示会への招待、体験版やデモ導入提案などオンラインでのコミュニケーションを経過後、
最終的には営業パーソンによるオフライン活動で商談や提案・見積へとつなげていく。
コンテンツマーケティングのアウトラインについて非常に簡潔に述べると、ほぼこのように言えると思います。
2. コンテンツマーケティングのコスト効果
このコンテンツマーケティングですが、前述の通り、結構手間がかかりそう、コストがかかりそう、など少々引き気味なイメージを持たれることもあるかもしれません。
確かに一定の覚悟をもって臨むことは、最初にきちんとお伝えしなけばなりません。
それはもちろん社内の実行部隊となるマンパワー、つまり人件費がかかり、Blog執筆やSEOなど、一部をアウトソーシングするためのエージェントへの依頼もあるでしょう。
またメルマガ登録と配信、セミナー開催と招聘、展示会・イベントへの誘導、無料体験版・デモ製品導入、個別相談会。
さらにペイドメディアなどのWeb広告、新聞・雑誌広告、OOH広告、DMなどの有料施策の動員。
それらから得られるリードのサイトアクセス状況や、サイト内行動を捉え、サジェストしてくれるMA(マーケティング・オートメーション)システム。
実は結構なコストが発生します。もちろん以上述べた施策やメディア・ツールを全て投入するとは限りませんが、ランニング含めた総コストは一定以上を想定しなければなりません。
しかしながら上図の通り、これが結果をもたらし、軌道に乗ってくると、ケースによって十分費用対効果をカバーできる可能性を秘めていると言えます。
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MARKETING
Webリニューアルで臨む
コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングを成功させるための第一歩として、
弊社は旗艦となるコーポレートサイトなどのWebリニューアルを必須要件としています。
コンテンツマーケティングは、この旗艦サイトの品質が成果に大きく影響を及ぼすものと考えるからです。そもそも標準的Webとコンテンツマーケティングの旗艦サイトでは、その根本となる基本設計が大きく異なり、ブログやSNSの機動力活用、リードヘジェネレートするアプローチやツール展開、オフラインの広告や施策の投入等々、これらと強いリレーションの中で運用することが求められます。
このように有機的、三次元的マーケティングの運用展開においては、戦略的に設計されていないプレーンなWebでは、その効果は自ずと大きな差がでるのは必然でしょう。
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コンテンツマーケティングとSEOは
一体で取組む
1. SEOはリードづくりのゲートウェイ
検索マーケットから興味のある、関心の高い潜在ユーザーを摂り込み、ブログ、動画、SNSの関係メディア間(アーンドメディア)で送客、回遊させ、ユーザーの往来を創り出す、その淵源となるのがSEOによるリード集客です。
その結果、旗艦となるコーポレートサイト、専門サイトのオウンドメディアへリードを誘導します。
そこでリードにホワイトペーパーをダウンロードさせ、メルマガ登録させ、セミナー申込みをさせる....等々の水面下でのコミュニケーションで、リードをジェネレートする。
また問合せや見積依頼、RFP(提案依頼)など顕在化してより具体的なトレードへ向けた行動に移る、ということにつながっていくのです。
2. コンテンツマーケティングのSEOは王道とニッチで
SEOはコンテンツマーケティングの集客策としては最も主力の対策になります。
弊社ではそれを二方面で展開するがその特徴です。
一つは旗艦メディアのコーポレートサイト、もう一つはブログやSNSです。
前者は業界で比較的ビッグ、メジャーなキーワードにて、
後者はスモールでニッチなキーワードが対象となります。
ここで重要なのが、対策キーワードのビッグ・スモールによって、その難易度に大きな差があります。
その難易度の高いビッグ、メジャーなキーワードのコーポレートサイトは、
SEO難易度は高いものの、やはり公式サイトとしてSEOは王道をいきます。
またブログやSNSは、機動力を発揮するその役割から、ニッチ性を追求する戦術をとります。
そういう意味では、メディアのポジショニングでこのように役割を明確に区分するのが重要です。
この辺は、弊社のスピンオフのBlog「コンテンツマーケティングとSEO《成功の秘訣AtoZ》」をぜひご覧になってください。非常に明快に解説をしていますので、詳細はそちらに譲ります。
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リードジェネレーションが成果を左右する
ここでの関連施策は、コンテンツマーケティングを実行していく上で、切り離すことなく必須要件、乃至は導入すればより効果を高める、という施策です。
しかしながら、企業主催のコンテンツマーケティングとは言え、その導入や実施に関しては専門的側面もあり、企業自身単独で制作したり運用することは難易度が伴います。
従って、以下の施策はいずれも弊社にて導入をサポートしており、コンテンツマーケティングを初めて取組む場合でも、安心してお任せいただけます。
リードジェネレーション、マーケティングオートメーション、カスタマージャーニーマップの順に説明していきます。
1. リードジェネレーション
この「リードジェネレーション」とは、潜在する見込み客(リード)を獲得するためのマーケティング手法です。そこに仕掛けやツールを投入して、関心のあるユーザーへそれらのツールやサービスを提供することで、リードとして顕在化させ、BtoBであればリードの確度を高めて行くリードナーチャリング(醸成)、BtoCであれば購入や拡散・シェアを獲得して行く施策と言えます。
ここではその代表的なツールや仕掛けをご紹介します。
メルマガ登録
コンテンツマーケティング関連施策の基本中の基本、定期・不定期のメルマガ配信が前提ですが、ホットリード〜コールドリードまで様々なリードにとって有益、トピックな情報発信メディアとして活用します。オウンドメディアやBlogで利用者を募り、登録されたリード情報によりその確度を高めて行くナーチャリングに活用します。
次項のホワイトペーパーや資料請求、セミナー・展示会への招聘の際には登録をマストとしておけば、MA(マーケティングオートメーション)の強力な尖兵となります。
ホワイトペーパー
潜在ターゲットユーザーの業者選定のキャスティングボートを持っていると言ってもいいほど、BtoB企業では重要なリードジェネレーション手段です。
コーポレートサイトなどのオウンドメディア上では馴染まない専門的な技術情報や、半クローズドな専門情報などを含め、導入事例、ユーザーボイス、企業情報まで網羅させたオールインワンのドキュメントメディアで、ユーザー登録等でダウンロードを許諾するのが一般的です。
PDF資料、パンフレット・カタログ請求
既存で制作したパンフレット、製品カタログ、また手作りのPPT資料等、ホワイトペーパーほどは情報の精緻さや広域度はありませんが、潜在する検討ユーザーのジェネレートとして活かせます。
やはりユーザー登録はマストとしますが、比較的ライトにダウンロード権限を与えれば、リードの名簿集めに一定の効果はあります。
セミナー開催情報
自社開催セミナーはとても重要です。従来から開催している場合は引き続きリードジェネレート手段としますが、これまで開催がない場合でも、その可能性が見出せば、実行する価値は非常に大きいと言えます。昨今では対面だけでなく、オンラインセミナーとすれば、参加者の受講ハードルは下がります。
多数の参加者が見込めなくても、常時募集で「企業個別セミナー」などとして、1社限定で行うと、むしろリードとして確度の高いウォーム〜ホットリードを獲得しやすい、といった効果も狙えます。
展示会・イベント出展情報
展示会出展を行う場合、自社ブースへ招待する告知をホームページ上、メルマガ配信により行います。
事前申し込み・登録社へは、入場無料の招待状を送り、自社ブースへの招聘を図ります。
そこでの名刺交換から、商談にまでつなぐことができれば、一気に事が進展する機会にもなり得ます。
2. マーケティングオートメーション(MA)の導入について
「ワン・トゥ・ワン」のMA
このコンテンツマーケティングでMA(マーケティング・オートメーション)を導入すると、前項リードジェネレーションの各タッチポイントを起点として、関心や行動の異なるリードを個別にピンポイントで追跡、それぞれの行動履歴に基づき、リードへ最適なサジェストを行い、システマチックにリードの確度を高めて行くものです。
このことがまさにリード個別へアプローチしていく、「ワン・トゥ・ワン」マーケティングたる所以です。
BtoBでは最終的に具体的な商談や見積、あるいはプロポーザルの機会を実現していくことにつなげていきます。
そのタッチポイントの起点は、やはり登録E-mail。このE-mailアドレスによりMAシステムがリードを特定して、予め設計した様々なシナリオを自動的にサジェストするものです。
リードジェネレーションの各サービス提供における、ユーザー登録の重要性が、実はここに表れているのです。
『潜在ユーザー』から『顕在リード』へ
様々なリードジェネレーションの策を経て、マスマーケットの世界からタッチポイントを通過した時点から、いわゆるリードとして顕在化されますが、ここからがMAの出番とも言えます。
様々なサジェストを行い、トラッキング履歴からスコアリングされ、コールドリードからホットなリードへ醸成していく、リードナーチャリングを実現するものです。
BtoBの中長期検討リード
BtoB取引の中でも、高額な製品・サービスを求めている企業、
リサーチや研究を重ね、検討時間を中長期レベルで慎重に取り組む企業、
組織や部門間を超えたシステム導入を検討している企業等、
導入検討に非常に慎重ですし、製品・サービスを提供する業者選定の審査は厳しく、検討期間は中長期にわたることは珍しくありません。
こういう中長期のコールドリードの場合、ともすれば営業パーソンが次の一手のタイミングを逸する、または自然消滅、などといった不本意な結末となることもあります。
このようなケースにはMAでリードの行動管理の監視を自動化しておけば、見逃すことにはなりません。
3. カスタマージャーニーマップ
このカスタマージャーニーマップの作成は、コンテンツマーケティングの精度を高める中でも、前段で言う、導入により効果が高まる、というマーケティング分析です。
やはり実行段階で成功・失敗を重ねた経験の上で、身をもってその重要性を認識できるものとも言え、一定程度コンテンツマーケティングを実行した上での導入でも遅くはないでしょう。
カスタマージャーニーマップを活かす
顧客の行動・思考・感情を時系列で可視化し整理することです。 このカスタマージャーニーを明確化することで、 これまで見えなかった顧客の購買行動の課題を発見することができます。
この一連のプロセスがあたかも旅をするフローのように見えることから、カスタマージャーニーと言われています。
購買意思決定に重要に影響を及ぼすキーマンとなる人物、或いは購買計画にイニシアティブをとって積極的に推進している人物、つまり『ペルソナ』を想定します。
企業において、これまでの顧客の属性は一定程度熟知しているでしょうから、それを軸にペルソナを定義します。
そのペルソナとのタッチポイント、またそこで想定される思考や行動などを予め予兆しておき、意思決定のプロセスごとに整理し、マッピングし、コンテンツマーケティングのマテリアルとするものです。
そこで可視化された、或いは新たな要件として浮き彫りになり得られた要件を、営業パーソンの行動やアプローチのあり方を各過程で最適化し、成約、受注へ的確に導こうというものです。
マップの有用性
リードジェネレーションの各施策・ツールのアイテムやサービス内容の選定、またそのコンテンツの検討に生かします。これをMAと関連付け、タイムリーにリードへサジェストすることに活かします。
またリードの意思決定プロセスから、営業パーソンの商談進行、行動管理にも活かし、営業活動の精度向上、営業パーソンのナレッジ共有化にも貢献できます。
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ブログSEOの戦術プラン
弊社が提唱するコンテンツマーケティング戦略は、SEOを必須としています。
その中で、機動力を発揮するのがブログのSEOです。
この章ではブログSEOをフックにしたコンテンツマーケティングのあり方について、
弊社の取組みについてご説明します。
1. ブログのポジショニングを明確にする
ブログSEOは「コンテンツSEO」とも概念を共通にしますが、
コンテンツマーケティングの一戦術プランとしてこのブログSEOは、
リードをジェネレートする様々な施策やツールを動員し、
クロージングの営業パーソンへつなげていくそのプロセスの一部を担うものです。
そういう意味ではコンテンツSEOが“個別完結型”であるのに対し、
ブログSEOはコンテンツマーケティングの一角を担う“集団連携型”と言えるものです。
つまりブログSEOはその枠組みの中で、記事のあり方も完結記事ではなく、
他メディアとの連携や、次のアクションへ継ぐリードジェネレーション、リード育成を想定した執筆内容とすべきで、さらに営業アプローチまで視野に置いた、統合策の一環と捉えるものです。
2. ブログSEOのマーケティング分析
コンテンツマーケティングの一戦術とは言え、ブログでSEOを実行するため、
ブログ記事テーマの設定はSEOと関連付けて計画する必要があります。
そのためSEOを実行する対策キーワード選定のマーケティング分析が必須となります。
その分析方法詳細はここでは割愛しますが、
販売・営業戦略におけるコンテンツマーケティングの狙いから、
獲得するリードの属性を踏まえ、競合との差別化を図り、検索市場に食い込み、
目指すリードからコンバージョンを獲得し、その後営業活動に引き継がれていく。
この一連のプロセスを踏まえ、その渦中に位置するブログ記事のあり方を前提に、
執筆計画を立てることが、弊社のブログSEOの戦術プランです。
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コンテンツマーケティングの戦略策定
この時点でいよいよコンテンツマーケティングの戦略策定に着手します。
一般的にはまず冒頭に戦略ありき、と考える向きもありますが、
弊社ではことマーケティング戦略においては、
データを基礎とした数値分析、客観分析に基づき戦略の骨子を固め、シナリオを作り、
ロードマップに落とし込むものです。
マーケット分析 | コンテンツマーケティングの総合戦略を見据えた、事前マーケティング分析、プロジェクト全体設計 |
---|---|
Web・ブログ計画 | コーポレートサイトリニューアル計画、ブログ・SNS開設 |
SEO計画 | SEO戦略策定、ブログSEO・コンテンツSEO戦略策定 |
各種施策・ツール作成計画 | オンラインツール、オフライン各種ツール類計画 |
MA・リードジェネレーション計画 |
|
リードナーチャリング計画 | 前項目に準ずる |
数値目標策定 | KPI・KGI目標設定、効果検証の体制・組織 |
実施ロードマップ策定 | 年間の実行計画・ロードマップを策定 |
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コンテンツマーケティングの心得9箇条
ではコンテンツマーケティングを導入してみたい、広告に替わって社内で取り組んでみたい、となった時には、企業として必ず成功させる意思をもって実行しなければなりません。
もちろん企業の業種や取扱い製品・サービス、またターゲットとなるユーザー像によって、その戦略や実施方法は大きく異なりますが、概ね以下の要素を心得ておくことが重要です。
1. 運営主催は取組む企業
コンテンツマーケティングの主催は運営する企業です。
それは他の要件、例えばWebサイト制作、広報物・広告制作、動画制作、企業ブランディングのコンサル等、エージェントやプロダクションなどの専門業者に委託制作の外注をすることが一般的でしょう。
ところがこのコンテンツマーケティングだけは、運営のほとんどを取組む企業が主催となります。
もちろん実行前の調査・分析、戦略策定は弊社などの専門業者に委託したり、Blog記事の執筆を外注することはあるかもしれませんが、コンテンツマーケティング施策の実務運用は企業であるとご理解ください。
2. 事前の調査・分析と戦略策定
何は無くともコンテンツマーケティングは、この調査・分析から戦略を策定することが最初の難関、つまり最も入念に時間を割くべきフェーズであり、成功を勝ち取るキャスティングボートを握っていると言えます。
ここでブレがあると成果につながらないどころか、実施半年、1年後にまた振り出しに戻って練り直し…、最悪は撤退、などということは実は、枚挙にいとまが無いということです。
後述しますが、SEOとの関係性の下、どの領域で攻めるのか?何を戦力に据えるのか?何をベンチマークにするのか?等々、業界・競合のマーケット分析を、事前に徹底して行い、Blog記事執筆についての方針、テーマ設定、ロードマップの戦略を策定につなげます。
3. 中長期戦を覚悟
「コンテンツマーケティングで成果を出すには、中長期戦を覚悟すること」というのが、成功の秘訣の一つになると言えます。
もちろん比較的短期でうまくつながるケースもありますが、これもパーマネントに効果を約束されたものではなく、競合の反転攻勢や新規参入もあるでしょう。また製品やサービスのトレンドが変わり、現状の記事やコンテンツを根底から再構築することもあるやも知れません。
紆余曲折も含め中長期戦を覚悟することが、成功の秘訣の一つでしょう。
4. プロジェクトチームで総力戦
これも成功の秘訣の大きなウェイトを占めます。社内でそれぞれの部門から、小さな組織であれば、複数名でそれぞれ得意領域で役割分担し、常にチームワークを活かして運営していきます。
その役割分担として、「マーケティング担当」「Blog記事執筆担当」「問合せ受付・レコード担当」「営業パーソン」、これにこのプロジェクトチームを取り仕切る「リーダー格」。これらのメンバーをアサインし、連携して運営にあたることです。
5. 記事執筆を磨く
前項の内、何と言ってもコンテンツマーケティングの中核となるBlogです。
このブログの「記事執筆担当」をアサインする場合、やはり適性能力は大事で、文章を書くとこが好き、一定レベルで文才は必要です。後天的でもいいので努力して文章能力を鍛錬します。
もし社内の適任者がいない場合は、記事執筆のアウトソーシングも選択肢にしますが、執筆を委託した場合でも、都度の執筆テーマの趣旨や狙いを指示し、上がってきた記事を評価し、加筆し、修正できるくらいの文章推敲力は確保してください。
6. SEOの実務的な基本知識を持つ
後述しますが、コンテンツマーケティングはSEOと表裏一体とお考えください。
少なくとも弊社ではこの両者のフォーメーションで展開・運用することを主張しており、統合してご提案しています。
執筆記事、YouTube動画、画像の投稿には必ず、それぞれにタイトル設定(meta title)、紹介文(meta description)の組込みが発生します。これは主催者企業の仕事です。
もちろん策定した戦略に沿って執筆された記事や動画投稿ですので、SEOの対策キーワードもその枠内でブレなく組込む、基礎知識を持ちます。
ここは必要に応じ、専門会社にアウトソーシングし、アドバイスを受けるのも選択肢です。
7. 回遊・送客・シェアが決め手
Blog、YouTube、各種SNSなどのメディア間で回遊を促進し、BtoCでは拡散・シェアをいかに増やすか。またメルマガのお得情報でサイト再訪問でリピートやリテンションを狙う。
BtoBユーザーはレコメンドを踏んでコーポレートサイトへ送客し、リードジェネレーション(リード獲得)やリード醸成につなげ、MAのメールサジェストで再訪問、他のサービスの利用…等々、各メディアへ仕掛けをし、レコメンドを仕込み、ロジカルに戦略的にユーザーを顧客に仕上げて行くか。
これらもコンテンツマーケティングの成功の秘訣です。
8. オウンドメディアリニューアル計画
実は現状のWebサイトでコンテンツマーケティング実施を要望される場合がありますが、残念ながら現状のままでは、かなり無理があったり、大幅なテコ入れが必要で、結果、リニューアルコストの半分以上を要したりで、現状そのままでは、場合によって効果が限定されたりで、かなり抑制的な対応を強いられることは少なくありません。
従って、弊社ではコンテンツマーケティングをご依頼の場合、対象となる旗艦のコーポレートサイトなどのオウンドメディアは、リニューアルされることを提言し、それが結果的に成功の第一歩と提言しています。
9. PDCA効果検証
意外となされないのが効果検証です。やはり策定した戦略の定点観測とその結果に基づく、検証・改善を行うことこそ、継続性のあるコンテンツマーケティングの証です。
その中でコンテンツマーケティングにはSEOを一体的に行うのが弊社の方針であるため、順位変化や競合の推移もチェック事項となります。
やはり成功の秘訣の一つに、このPDCAサイクルで回す、効果検証は欠かせない要素の一つです。
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実行フロー・スケジュール
1. 6ヶ月〜1年程度の戦略策定が現実的
その実は、長期になる計画は避けるべきです。というのは、既存競合がいて、新規参入の競合がいて、Googleアルゴリズムのアップデートがあり、またマーケットのトレンドがあったり、様々な外的要因から、都度その戦術や方針の転換が必要です。
場合によっては朝令暮改なスピーディさが求められ、当初策定された戦略マターに囚われることなく、状況に応じた戦略シナリオの書き換えが必要です。
このように弊社ではプランニング段階から中期スパンでのスケジューリングをとります。
2. 実行スケジュール
【分析・企画・戦略策定フェーズ】
-
現行Webサイトの現状分析
コンテンツマーケティングを実施していくにあたり、現行のWebサイトの情報設計・現状認識。
-
市場・競合調査・ターゲット分析
3CやSWOT分析を用い、潜在・顕在の情報を整理、インサイトを探りあて、客観視点で考察。
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Webサイトリニューアル要件定義
コンテンツマーケティング・SEOで効果を発揮し、且つコーポレートサイトとして企業の広報メディアとして最適化を図るサイト設計。
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SEO分析・対策キーワード決定
ターゲットユーザーがGoogleで検索するクエリ分析から、対策キーワードを決定。リニューアルしたコーポレートサイトに実装・チューニング。
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ブログSEO計画の策定
記事執筆の頻度決定、6ヶ月〜1年程度の執筆テーマ決定。
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リードジェネレーション施策・各種ツール制作
オンラインツール
ホワイトペーパー作成、メルマガ配信計画、DL用会社案内・製品パンフレット制作。必要に応じカスタマージャーニーマップ作成
オフラインツール
会社案内、製品パンフレット
オンラインペイドメディア
Web広告、SNS広告
オフラインペイドメディア
雑誌・新聞広告、業界誌広告、交通広告、DM広告
オフライン施策
セミナー開催、試作・デモ版対応、個別相談会開催
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コンテンツマーケティングの総合戦略策定
Web・ブログ計画
コーポレートサイトリニューアル計画、ブログ・SNS開設
SEO計画
SEO戦略策定、ブログSEO・コンテンツSEO戦略策定
各種施策・ツール作成計画
オンラインツール、オフライン各種ツール類計画
MA・リードジェネレーション計画
リードナーチャリング計画
数値目標策定
KPI・KGI設定、効果検証体制
実施ロードマップ策定
- 分析・企画・戦略策定フェーズの期間
- 1ヶ月〜2ヶ月
- コーポレートサイトリニューアルの制作期間
- 2ヶ月〜4ヶ月
- ホワイトペーパー制作期間
- 1.5ヶ月〜2ヶ月
全ての期日の合算ではなく、それぞれ同時進行で策定・制作
【施策の実行・PDCAフェーズ】
-
SEO定点観測
決定した対策キーワードのGoogle自然検索順位を、アウトプット、レコード。頻度は週1回程度。
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効果検証【測定・検証・改善】
前工程の「SEO定点観測」やタッチポイントとなるコンバージョン(問合せ等)の一定期間の数値データをもって、PT(プロジェクトチーム)で効果検証をする。
- 施策の実践・PDCAフェーズ
- 以上のタスクを2ヶ月サイクルのスパンで実行(弊社標準のサイクル期間であり、依頼企業やケースによってサイクルを提案)
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運用費ガイドライン
コンテンツマーケティング運用費
コンテンツマーケティング運用費 |
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コンテンツマーケティング導入の調査・分析、運用のための戦略・戦術策定から、年間運用サポートまでのフルサービスプランです。
|
運用費ガイドライン |
初期設定費用|1,200,000円〜 ※太字項目が【初期設定費用】に標準で含む |
年間サポート契約費用|月額180,000円〜 |
SEO関連サポート運用費
SEOサポート運用費 |
---|
本格的SEOの単独導入支援・運用サポートです。
|
運用費ガイドライン |
初期設定費用|700,000円〜 ※小規模|500,000、中大|1,000,000 |
年間サポート契約費用|月額120,000円〜 |
コンテンツSEOサポート運用費 |
---|
リード集客戦略を目的とした新規開設ブログにて、コンテンツSEOを導入する企業向けプランです。
|
運用費ガイドライン |
初期設定費用|700,000円〜 |
年間サポート契約費用|月額80,000円〜 |
SEO調査分析プラン
SEO調査分析プラン《Regular版》 |
---|
SEOやコンテンツSEO導入前の市場調査、競合分析、想定戦略を提示するレポーティングプラン。本格導入への足掛かりに!
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プラン費用 |
800,000円 |
SEO調査分析プラン《Lite版》 |
---|
前項《Regular版》をベースに、導入しやすい簡易的としてご提供します。SEOやコンテンツSEO導入前の現状分析、検索市場の実態をレポートする、Liteなレポーティングプランです。まずは気軽にリサーチ!
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プラン費用 |
300,000円 |
コーポレートサイトリニューアル制作費
工数ガイドライン | 標準仕様 | 制作費 |
---|---|---|
10ページ前後相当の工数規模 |
|
¥2,000,000〜 |
20ページ前後相当の工数規模 |
|
¥3,500,000〜 |
30ページ前後相当の工数規模 |
|
¥4,500,000〜 |
50ページ前後相当の工数規模 |
|
¥8,000,000〜 |
100ページ前後相当の工数規模 |
|
¥13,000,000〜 |
関連する各種メディアの制作費ガイドライン
コンテンツマーケティングやコンテンツSEOを実施するにあたって、リードジェネレーションやリードナーチャリングで必要となる、各種のメディアやツールの統合制作で承っています。その制作費ガイドラインで仕様の一部をサンプルで提示しています。
-
ホワイトペーパー
30ページ構成 / PDF・PPT|1,000,000円〜
50ページ構成 / PDF・PPT|1,500,000円〜 -
ダウンロード用資料(簡易版)
10ページ程度・原稿支給・リライト / PDF・PPT|200,000円〜
-
製品カタログ
50ページ構成 / 1000部|3,000,000円〜
100ページ / 1000部|5,500,000円〜
デザイン制作・PDF化のみ / 別途見積 -
会社案内・パンフレット
8ページ構成 / 1000部|1,000,000円〜
20ページ / 1000部|2,200,000円〜
デザイン制作・PDF化のみ / 別途見積 -
動画・映像メディア
簡易版動画制作|200,000円〜
本格映像制作|1,500,000円〜 -
雑誌広告・業界誌広告
A4 1点制作|200,000円〜
出稿費用+入稿手数料|実費+別途費用 -
Web広告・SNS広告
リスティング広告・リターゲティング広告|別途見積
Facebook広告|別途見積 -
ブログ記事作成
簡易取材・ライティング|1記事3.000字以内|60,000円〜
投稿代行・バナー配置|別途費用 -
WordPressブログ開設
1アカウント・デザイン制作・操作投稿レクチャー|500,000円〜
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MAツール
弊社取扱いMAシステムご紹介|実費+手数料(別途案内)
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ブランド開発
ブランディング開発・導入支援|2,000,000円〜
CI計画【VI・ロゴデザイン・マニュアル一式】|2,000,000円〜 -
企業キャラクター・マスコット
企業キャラクター・マスコット制作一式(1体バリエーション)|1,000,000円〜
コンテンツマーケティング実行が決まったら、まずは【無料相談室】をご利用ください。
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ご相談・お問合せ
訪問依頼、見積依頼、コンペ参加依頼、等お気軽にお問合せください。
お問合せフォームへ
-
東京本社窓口
TOKYO
03-6434-7037
お電話受付
10:00〜17:00(土日・祝祭休)大阪本社窓口
OSAKA
050-3776-0563
お電話受付
10:00〜17:00(土日・祝祭休)
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●ホームページ制作・リニューアル成功の秘訣マニュアル
●リード獲得のWebマーケティング実践【AtoZ】PT共有の検討資料や社内稟議としてご活用できます。
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