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BRANDING
ブランドはWebのインフラ
1. ブランドの定義
まず、そもそも「ブランド」「ブランディング」について、その定義を明確にしておきます。
『企業をはじめ製品・サービスの特徴や他には無い差別性・独自性を定義、それを視覚イメージや言語で表現し、社会・市場や消費者へ普及・浸透を図ることで、その企業の製品やサービスを購買対象として、市場や消費者から強い支持を獲得、それを「有形・無形の資産」として、継続的にさらなる浸透を図っていく企業のマーケティング活動』
と定義づけられます。
2. ブランドは全ての価値に通ずるインフラ
このようなことから、ブランドは企業の様々な活動シーンにおいて、共通の概念としてインフラ機能を果たすと、弊社では考えており、それをWebで発信することが最も拡散力、共有力を発揮すると考えています。ブランディングを導入し、そのコンセプトや精神を反映したWebは、
『製品・サービスの開発・生産活動』『EC・商取引』『企業広報活動』『社員の採用活動』など、
どれをとってもこのブランドが須らくこれらの根底に存在し、ブランド価値のみならず、そのWebの価値までも広く認知させることを可能とします。
3. 「値引しない取引」を実現?
前項に関連して、『EC・商取引』における、このブランドのパワフルな点が、「不毛な価格競争を回避できる」というマジックのようなところ。
以下の表をご参照ください。ブランドを導入している国内の大企業を対象としたアンケート結果ですが、3割超の企業でこのブランドの価格効果を実感していることがわかります。
また販路の新規開拓にも効果を発揮していることがわかりますわかります。
競争上の優位をもたらすブランドの具体的効果
順位 | 選択の設問 | 選択% (複数回答) |
---|---|---|
1 | より多くの製品等の販売・提供ができる | 68.7% |
2 | シナジー効果により新市場を開拓できる | 52.9% |
3 | 高い価格で販売できる | 34.8% |
〜 | 〜 | 〜 |
参照元:経済産業省「ブランド価値評価に関するアンケート結果の集計」の中の問い「競争上の優位をもたらすブランドの具体的効果」から引用
4. Webで企業価値、製品・サービス価値を高める
このブランドのプレゼンスを社会・マーケットに浸透・認知させる手段として、Webが最も最良のメディアと言及しましたが、今やスマートフォンの普及、Web検索がインフラレベルで日常になったことから、ブランドの普及・浸透にWebの発信力を活用することは、非常に合理性が高く、逆にブランド浸透に、このWebを使わない手は無いと弊社では考えます。
5. 実はWebサイト自体の価値も高める
ブランドの価値を高めるだけでなく、実はこのブランドの価値をコンテンツにした、またブランドエッセンスやスピリットを反映させたWebは、そのWeb自体の存在価値を大きく高めます。
つまりブランド価値だけでなく、Webの存在価値向上までも相乗的に連動させることを可能とします。
次項以降で言及していきますが、これらがまさにブランドがWebのインフラたる所以です。
6. 就活生の入社意識を高める採用戦略
社員の採用難は企業の構造的な問題にもなりうるリスクを孕んでいますが、このブランディング志向のWeb展開は、企業研究や採用情報収集に企業のWebサイトを活用することが常識となっています。
従ってこのWebサイトで企業ブランドや採用ブランドを発信することで、企業の差別的優位性を就活生や求職者にダイレクトに刷り込むことを可能とします。
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BRANDING
Webで発信するブランド要件
1. 企業ブランディング
策定した企業ブランドをWebで発信することは、商用・ビジネスシーンで、企業広報で、また社員採用において、様々なステークホルダーに強い浸透力と影響力を発揮します。
またWeb制作やリニューアルの際に、企業ブランディングに取組み、その導入定義をWebのコンテンツに仕立てます。つまりWeb制作を機に企業ブランディングを導入する、という後付けの動機でも、それが作用する力を十分発揮できるものです。
これは企業だけでなく、学校、医療・病院、法律・士業、公益法人…様々な事業体に適合するものです。
2. プロダクト・サービスブランド
これは自社開発、もしくは取扱いの製品やサービスのブランディングをWebで取扱うものです。
おそらく遍くブランドは、Webを普及、発信の媒介としないことは無い、と言えるほどでしょう。
わかりやすい例を挙げると、メガブランドやマルチブランドでは、
BtoC商品はもとより、BtoB製品・サービスの取引業者選定に、今やWeb検索が標準の選定方法となっており、訪れたユーザーをリードとして獲得するのは、プロダクトブランドがその決定力を持つこととなります。
3. リブランディング
このリブランディングは企業や製品・サービスの再出発、仕切り直しの機会だと言え、これをWebを活用して社会やマーケットに浸透を図る絶好の機会です。
リブランディングは意外と市場やステークホルダーに認知されないままのことがあり、随分と時間が経過して知れ渡ることは珍しくありません。
もちろん上場企業であれば、場合によっては株価にも影響するほどで、株主や投資家への周知、プレスリリース、新聞・TV広告などを動員しますが、一般企業ではこのWeb周知が最も最良の方法です。
弊社ではWebの力を最大限活かすリブランドを支援します。
4. アニバーサリーブランディング
企業や事業の創業、周年記念はまたとない市場や顧客とのコミュニケーションの機会。
この機会をWebで発信しない手はありません。
弊社は紙媒体の重厚な上製本の創業記念誌なども制作していますが、ビジネスシーンや商用含め広く認知をさせることを考えると、創業振り返りエピソードを含め周年社史としてWebコンテンツに仕立てれば、その拡散・流布のレベルは一気に広がりを見せ、社員・取引関係者の身内だけでない企業の経年価値を広く深く訴求できるのです。
5. 採用ブランディング
社員採用活動は、今やWebを抜きには考えれらない時代になりました。この採用ブランドを就活生や求職者へ発信することにこのWebが最も優れたメディアであることは否めません。
その基本は就活生・求職者に寄り添うことはもちろん、実は今の彼ら・彼女らに欠けていることを満たす情報を、こちらから発信することです。
それは以下の表をご参照ください。例えばコーポレートサイトや採用サイトにこれらを満たすだけで、意識の高い母集団確保、内定辞退削減、就業後の定着促進が図られることが、統計的に見て取れます。
就活生の就職先企業の選社基準調査
2021年卒
順位 | 選択の設問 | 選択% (複数選択) |
---|---|---|
1 | 社会貢献度が高い | 30.0% |
2 | 将来性がある | 28.5% |
3 | 職場の雰囲気が良い | 26.5% |
4 | 給与・待遇が良い | 25.9% |
5 | 福利厚生が充実している | 25.5% |
6 | 大企業である | 23.6% |
2022年卒
順位 | 選択の設問 | 選択% (複数選択) |
---|---|---|
1 | 社会貢献度が高い | 29.4% |
2 | 給与・待遇が良い | 27.0% |
3 | 将来性がある | 26.0% |
4 | 仕事内容が魅力的 | 25.8% |
5 | 福利厚生が充実している | 25.5% |
6 | 有名企業である | 22.5% |
参照元:株式会社ディスコ キャリタスリサーチ:2020年8月調査
意外にも学生は「事業の強みや将来性」、「社会貢献」を重視している。企業ブランディングの要素でありこれが採用ブランディングに反映される。
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BRANDING
Webブランディング導入にあたって
1. Webコンテンツ自体をブランド化
Web制作にあたって、そのコンテンツづくりにブランディング概念を反映します。
「自社を知り」「市場・顧客を知り」「競合を知る」マーケッティング分析から、企業や製品・サービスの差別的優位性を見い出し、分析から定義された要因をWebコンテンツに仕立て、組み込んでいき、Webブランディングを実現します。
コンテンツ自体がブランド力を持つため、前述した企業のWebインフラとして効力を高めるものです。
2. 策定したブランドをWebで展開
開発したブランドをWebで展開するものです。つまり存在するブランドをWebの器を使って発信します。
ブランドとして確固たるプレゼンスがあるわけですので、その表現方法、発信方法、コミュニケーション方法をいかにWebで最適化させるかが重要となります。
際立った特定のブランドを持つ企業やマルチブランドを展開する企業に最適です。
弊社ではブランド開発からWeb展開までインテグレートしてご提供しています。
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よくあるご相談・お問合せ
Webブランディングについて、様々なご相談を承っています。お気軽にお問合せください。
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リブランディングを進めるにあたってWeb含めた広報活動を行いたい…
まずリブランディングの目的やその本質を捉え、それがWeb含めた様々なメディア告知でどのように浸透・波及できるのか、詳細に市場リサーチ・顧客分析します。その上でリブランディングする定義やコンセプトの策定、視覚的・言語的要件でどのようにリブランドを訴求するのか。
しかもそれらのブランディングをいかに効果的にWebで表現するか、という視点でご提案します。 -
Webブランディングする価値や効果は何でしょうか?…
Webは何と言ってもその伝播力と継続的な広報力があることです。そのためこのブランディングを社会・マーケットに認知・浸透させる手段として、このWebが最適です。もちろんBtoCブランドなどは、TV・新聞・OOHなどのオフライン広告も効果的ですが、BtoB企業、しかもニッチな産業・業者であればやはりWebでブランディングの道筋をつけるのがお薦めです。
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マルチブランドを展開する企業ですが、コーポレートサイトをポータルとして各ブランドの情報発信をしていきたい…
この案件も、既存で展開するブランドを包括的に取扱うメディアとして、コーポレートサイトを活用することは、ブランド主催、ブランドマスターとして価値ある取組みであると言えます。
各ブランドサイトはもとより、そこからコーポレートサイトへの導線、もちろんコーポレートサイトからの導線、それぞれが相互にシナジーを発揮できるものです。この効果は上場企業であれば株主・投資家、採用活動では求職者など、広報メディアとして様々なユーザーへの情報発信とともに、SEO効果も発揮できるものです。 -
ブランド構築は、価格的な優位性や市場開拓に効果を発揮すると言われてますが…
前述本編でも言及しましたが、統計的にそのような傾向は強くみて取れます。ただしデータ上場企業や大企業のアンケート統計なので、即中小企業にも当てはまるかと言えば、それはあくまでも可能性としか言えませんが、ブランディングは明らかに市場での競争力を高め、ターゲットユーザーの製品・サービスへの資産価値を向上させます。その意味で拡散・浸透を促進させるWebでこのブランディングを取扱うことは大変価値のあることと言えます。
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